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大阪コンソート



怒涛のような日々も過ぎ去り、演奏会の夜から後片付けをボチボチ始め、
お礼状を出したり、チケット半券を数えたり…
じみ~な作業を毎日続けております。

今日、私の地元から来て下さったお客様とお会いしました。
ただただ何回も「合唱団に驚いた、凄かった」とくり返しておられました。
この方はハーモニアスの演奏会も毎回聞いておられ、
クラシック好きの方で、「ソリスト、オケはプロだから凄くても当たり前(厳しいお言葉!)だけど、
あんな凄い合唱初めて観聴きしました」と、感動されていました。

また別の方からは、
「解説と対訳をあわせ、演奏を聞くと、2部編成メサイアの意味がよくわかりました。」
松田先生が打ち上げでおっしゃったのことに近いことですが、
「復活前の静寂の意味が理解できました」ともお聴きしました。



本番までに色々やらなければならないことがあり、毎日のメールや電話の数は相当なものでした。
もう何をしたのかも、誰に連絡したのかも、
昨日のことだったのか今日のことだったのかも忘れるくらいのことが何日も続き本番をむかえました。

Ⅰ部最後のハレルヤを歌う時、某合唱団のある方のお顔が指揮者の後ろ遠くに見えました。
私たちがリハーサルや着替えをしている最中、
寒い中、外でお客様の整理をしてくださっていたお手伝いをお願いした方です。
某日・某場所へお願いにあがった時、
「裏は私たちにまかせてください。
団員の皆さんは本番でいい演奏をすることだけ考えていたらいいんです。安心していてください。」と
大変心強いお言葉で励まし応援してくださった時のことが、頭をよぎりました。
最初のハレルヤ4回の声が薄くなりました。泣きそうでした。
支えて応援してくださっていることに感謝でいっぱいでした。
この方々のためにもしっかり最後まで歌おうと思い、それから後は頑張りました。



インターミッションで私たちが休憩中、裏方をお願いしていた団員のみなさんは、
プレゼントを表から裏に何度も走り回って運んでくださいました。開演前もでした。
演奏会通信でプレゼントは受け取らないようにと団員には言いましたが、
やはりたくさん届き、お手伝いの方々にはとてもしんどい思いをさせてしまうことになりました。
申し訳なかったです。
休憩もとれずずっと動きっぱなしになってしまってすみませんでした。
ありがとうございました。

篠山からバスをチャーターしてお越しくださった
シルバーエコーささやまさん、篠山少年少女合唱団のみなさんは、
中国道の事故渋滞に巻き込まれ、ハレルヤはロビーモニターでしかお聞き頂けなかったんだそうです。
せっかく楽しみにしてくださったいたのにとても残念でした。
後半Ⅱ部はお席でお聴きいただけました。
遠いところありがとうございました。



Ⅱ部、ステージに上がり、まず始まる前に暗く悲しいイメージを心に作りました。
合唱が続き、段々私たちの歌う曲が減っていきます。
団員の中には、ご家族が入院されている方、介護されている方、つい先日お亡くなりになった方、
ご自身の体調が悪かった方…様々なご事情がおありで、その方々も一緒に
今このいずみホールの同じ舞台に立っているんだということをひしひしと感じ、
感謝しながら最後のアーメンを心を込めて歌いました。

最後の最後のアーメンを歌いきるまでこらえていたものが、
指揮者の棒が止まった途端、ウッと一気に色んな思いが込み上げました。
お客様からいただいた大拍手に感謝し、ソリストの先生方の素晴らしい歌に感動し、
そして今回合唱団が主催の演奏会であったことがお客様の印象に残るアンコールを
考えてくださったKEN先生に感謝の気持ちでいっぱいでした。



きよしこのよる、泣きながら一所懸命歌いました。
オケに埋もれて歌っていた1列目の全身がお客様に見え、
1列目がはけた後、1列目で隠れていた2列めの全身を見ていただけ、さらに3列めの全身が見え、
団員それぞれがチケットを1枚1枚渡してお越しいただいた自分のお客様に
ひとりひとりがお顔も全身も見ていただけました。
いつまでもお辞儀していたい気持ちでした。




団員のみなさんへ。
終っちゃいましたね。
第九とメサイア、レパートリーになりましたよ。どうする?うふふふ。



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客席の皆様から
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本日はお疲れ様でした。
大阪コンソートは2回目ですが、前回より団員数も演奏も充実していて驚きました。
急成長という感じです。
テナーがちょっと弱いのが気になりましたが、人数が少ないから仕方ないですよね。
全般に表現力も豊かでメリハリのある良い演奏だったと思い ます。
オケも出だしは硬かったけれど、だんだん調子が出てきました。
トランペットも良かったですね。ありがとうございました。次も楽しみです。
(I氏)

本日のヘンデルの「メサイヤ」ほかを鑑賞させていただき有難うございました。
ご立派な演奏会でした。
先日に同じくいずみホールで、
バッハのクリスマスオラトリオを聞きに行きましたが馴染めなかったのですが、
今日のは素敵でした。
最後に、ソリスト、指揮者が去り、楽団員、
下の合唱団、上の合唱団と順序良く去り最後にパイプオルガンが終わる演出も見事でした。
(O氏)

小生は誠に失礼な話ですが、指揮の富岡 健様以下プロのソロ歌手の皆様や、
ハーモニアス室内管弦楽団もまったく存じ上げず、
会場にはせいぜい合唱団のご家族ぐらいがいらっしゃる程度かと思って
早めに座席を確保したほうが良いという忠告にもかかわらず
開始10分ぐらい前にいずみホール入りました。
会場は満席の盛況で本当にびっくりしました。
演奏が始まるといずみホールは音響効果が川西市のホールと比べるとまったく異なり、
小生のような者でもそのすばらしさが良く判りました。
また、初めて聞くメサイアでしたが富岡先生の解説書のおかげで
興味深く聞くことが出来ました。
特に富岡先生が合唱を指揮する時の迫力は
会場から見ても圧倒されるものでした。

それにも増してすばらしいと思ったのは、
合唱団大阪コンサートがプロのソロ歌手と互角に歌っていたことでした。
趣味人の集まりとはいえ、
立派なホールで2時間になんなんとする長時間の曲を合唱するというのは
大変な練習を積まれた結果だと感心致しました。
(K氏)

昨日のコンサートはとっても素晴らしかったです。
人の声のやさしさ、力強さ、本当に感動しました。
主人も年末に相応しい催しに喜んでおりました。
( M夫妻)


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