合唱団大阪コンソートの有志の発案で、リモート合唱に挑戦しました。曲は私たちが大切にしている谷本智子さん作曲作詞の「小さな幸せ」です。
パンデミックのなか、私たちの心は「歌や音楽」へと向かいます。スペインではアパートのベランダ越しに合唱し、イタリアの市民たちはバルコニーで楽器を奏で、オペラアリアを歌っていました。
共に音楽を奏でることで、コミュニティの絆を示し、自らも社会にはびこる疎外感や孤立感からたとえ一時的としても、解放されることを示していました。
合唱団大阪コンソートのこの動画は、私たちができる社会への唯一の応援歌であり、私たちの連帯の証となりました。
最初は団内だけで共有していたのですが、団員たちの歌に込めたメッセージに耳を傾け、合わせてH氏の素晴らしい動画編集もご覧いただきたく思います。
梅雨が明けたら、合唱を再開できると望んでいます。皆さんにお会いできるのももうすぐそこ、そう思うと、このうっとうしい梅雨も乗り切れそうです。あと少しの我慢です。
「小さな幸せ」を知ることになった白浜バプテスト教会の藤藪牧師の救済の働きが、このコロナ禍で忙しくならないことを心から祈っています。
音楽監督 富岡健